


文字通り「渾身の酒造り」をしたためた「魂の酒」(発行/ポプラ社)という一冊があります。
酒造りはまさに「千変万化、つくり手次第なんです」と言う、その語り部こそ、「常きげん」を「常きげん」たらしめている「現代の名工」農口尚彦杜氏です。
古くより「能登杜氏」で知られる、石川県は能登町の生まれ。
昭和24年静岡県の酒蔵を振り出しに親子三代にわたる杜氏一家として昭和38年に杜氏として就任。
酒造り61年の熟達者として輝かしい実績を残し、中でも全国新酒鑑評会において、連続12回、通算25回の金賞受賞に輝き、古今類例を見ない栄誉を受け、他の追随を許さない酒造りの名人として広く知られております。
さらに平成18年(2006年)に卓越技能者に贈られる「現代の名工」に認定され、厚生労働大臣から表彰されました。
更に、平成20年春には「黄綬褒章」を受賞するという栄誉を受けました。
特に農口杜氏の得意技である山廃仕込は青年期に老丹波杜氏より伝授された技術で無形文化財に値する秘伝でございます。



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