このページでは「蔵元だより」より
毎回、お酒に関するさまざまな話題や最新情報をご提供してまいります。

◆2月のニュース

民族の酒

二月(如月)の暦

イベント
限定商品
節分
甘酒日本酒復権に向けて
常きげんで乾杯シリーズ!
賄係・橘マスエさんの日々
酒粕ダイエット
 
蔵元だよりバックナンバー

民族の酒
   
昨年十二月に仕込んだ大吟醸の搾りは、新年一月十九日より開始、三十日余りの低温発酵を経て芳醇なお酒がほと走り蔵中に香りが充満しております。丁度この時点に来て酒造りも中間の折り返しを迎え、再び農口杜氏と七人の蔵人が一丸となって、第二回目の大吟醸仕込に挑んでおります。
先日、東京の料亭において、杜氏や専務達と出向し、日本酒の良さを広く知って頂く為に、愛好者や出版社の編集長を集めて、三ヶ所にわたり冷酒や燗酒の良さをPRして参りました。特にぬる燗より熱燗に至る、その絶妙な燗上がりは、日頃皆さんが経験したことが無い魅力を十分発揮し、日本はもとより世界にも誇れる民族の酒である事を認知して頂きました。この記事は後日、各出版社の月刊誌に掲載される予定となっております。
 これより季節は、大寒が明け、立春を迎えて行きますが、この時こそ地元の食材と地酒のコラボレーションで、食の祭典が各地で開催され、まず最初に古来より儀式として伝承される「日本酒で乾杯」を賑々しく行ないたいものです。
そして、「日本酒時々水」のタイトル通り、おいしい「和らぎ水」で穏やかに酔い、爽やかな酔い覚めを楽しんで下さい。
では今宵も常きげんで乾杯!



二月(如月)の暦

   
一日 生活習慣病予防週間 十一日 建国記念日
三日 節分 十四日 白山比搭I元祭
バレンタインデー
七日 札幌雪祭り
北方領土の日
十五日 横手かまくら
八日 針供養 十八日 雨水
十日 菅生石部神社竹割祭 二十三日 皇太子誕生日



イベント
   
●一日 北國銀行加賀地区互例会
●七日 東京笹舟会見学(弊社)
●九日 評議員会(日本酒造組合中央会)
●十一日〜 フードピア金沢・加賀・能登
●十三日 いしかわ伝統工芸フェア(東京ドームプリズムホール)
●十四日 姫路酒造組合一行見学(弊社)
●十五日 組合長会議(酒造組合)
酒造会議役員会・株主総会(〃)
暴力団追放石川県民会議(石川県警)


季節限定商品 無濾過生原酒
   
今年も仕込が始まり、十二月中旬頃より恒例の無濾過生原酒を順次出荷させて頂く事になりました。本年度もご予約頂きました本数の商品を準備させて頂く予定にしております。ご予約はお早めにお願い致します。
@本醸造 蔵出し生原酒
(発売中)
1.8L 2,940円(税込)
720ML 1,470円(税込)
A山廃純米 無濾過生原酒
(発売中)
1.8L 3,465円(税込)
720ML 1,732円(税込)
B山廃吟醸 無濾過生原酒
(予約受付中)
1.8L 4,200円(税込)
720ML 2,100円(税込)
C山廃純米吟醸 無濾過生原酒
(予約受付中)
1.8L 4,725円(税込)
720ML 2,362円(税込)


節分
 
 節分の日、年の数だけ豆を食べると一年間マメ(健康)に過ごせるといわれています。
『鬼は外 福は内』と叫びながら鬼を撃退しますが世の中で生きていれば腹立たしいことや、我慢のできないと思うことは、いろいろあるけれど知らず知らずのうちに怒りの気持ちにとらわれて、心の中で「鬼」を育ててしまっていることはないでしょうか?時には潔く怒りを捨てて人を許すことも必要ではないでしょうか。
 節分の夜が明けると立春です。
心の中のわだかまりを払いすがすがしい気持ちで福を招き入れたいものです。


日本酒復権に向けて
 
去る一月十九日〜二十日、とあるご縁があり東京のパーティにて常きげんの純米酒をご紹介させて頂きました。
熱燗の良さを奨め、改めて再確認して頂き大いに喜ばれました。参加者の中には各界で名を馳せている方もご出席されておられ、有難くも賞賛の言葉を頂戴しました。
今後共日本酒の復権と常きげんの酒の美味しさを一人でも多くの方々に知って頂く為、積極的に活動して参ります。
 


常きげんで乾杯シリーズ!
 
☆各イベント・パーティーや仲間同士の寄り合い時、とりあえず日本酒で乾杯☆
 
大吟醸
1.8L 6,300円(税込)
720ML 3,150円(税込)
雷神
1.8L 3,055円(税込)
720ML 1,533円(税込)
辛口本醸造
1.8L 2,037円(税込)
720ML 1,018円(税込)
加賀の庄
1.8L 2,625円(税込)
720ML 1,365円(税込)
 
にごり酒  季節
※季節がら にごり酒もいけます!
1.8L 2,247円(税込)
720ML 1,123円(税込)
 



賄係・橘マスエさんの日々
   
杜氏さん・蔵人さん達のパワーの源である【食事】。蔵でお酒を造るこの時期、毎日毎年作りつづけて七年間。いつも朝四時に起床して、五時に台所に入ります。朝は六時半、お昼は十一時半、夕ご飯は十七時が食事の時刻です。今ではスッカリ朝は目覚ましなしでお目覚めになるそうです。
橘さんは農口杜氏さんと同じ能登の内浦町にお住まいで、それぞれのご血縁者がお知り合いだったことから縁があり、七年前に杜氏さんと一緒に鹿野酒造に来られました。それまでは二十年間、軽食喫茶を経営されていらしたそうです。
メニューの献立は、毎朝橋立漁港から売りに来て下さる、美味しい日本海の海の幸を見て決めます。(しかしながら毎日お魚を食べる訳ではないですよ)働き盛りの食欲旺盛な蔵人さん達に、毎日三升のお米を炊いて炊き上げ、三度の食事を作ります。結構に大変な重労働です。
しかも食の好みは十人十色、の好みがあります。献立を考えるだけでも一苦労です。また当蔵元では、『蔵方と内方、同じ物を食す』という昔からの家訓があります。故に橘さんにとっては「美味しい!」の一言が、何よりものご馳走なのだと思います。こういった方々の土台支えがあってこそ、美味しいお酒を皆様にお届けすることができるのです。誠に感謝・感謝であります。



酒粕ダイエット
   
『酒粕』とは熟成したもろみを圧搾して酒を分離した後に残るものです。
文字通り酒をとった後に残るカスなのですが、日本酒成分がたっぷり残っていて栄養価が大変高いのが特徴です。
 また、効果的なダイエット食品の条件である低脂肪・高糖質の条件を備え、その上でんぷんの分解を妨げる物質が含まれています。どういう訳かというと、食物中にあるでんぷんは消化されてブドウ糖に分解されるのですが、その時のスピードが速ければ早いほど太りやすくなり、遅ければ遅いほど太りにくくなるのです。一度、常きげん酒粕で試してみてはいかがでしょうか?


おいしい常きげんのそばにはいつもおいしい水がある。

【常きげん蔵元では、爽やかな酔心地を楽しめるよう、お冷や(和らぎ水)運動を奨めております。】