このページでは「蔵元だより」より
毎回、お酒に関するさまざまな話題や最新情報をご提供してまいります。

◆5月のニュース

純米酒「キス・オブ・ファイア」

五月(皐月)の暦

イベント
限定商品
山中漆器で和らぎ水を・・・
母の日
美しい花が  実篤
端午の節句の代表的な食べ物 『柏餅』について
お好み焼きで日本酒!
蔵造りを終えて
 
蔵元だよりバックナンバー

純米酒「キス・オブ・ファイア」
   


四月中旬ともなれば、今年の稲作に向かって、一斉に圃場の代かきが始まり豊穣を祈願して、五月連休には田植えが控えております。すでに蓮如の井戸周辺では芝桜や花水木の開花が始まり、田の水面を鮮やかに写し出しています。
四月十五日より新発売となった純米酒「キスオブファイア」は好調なすべり出しで、月一回の詰口と計画出荷をしながらお客様へお届けして参ります。特にネーミングの如く、熱燗五十℃より飛び切り燗七十℃までの絶妙な燗上りは、今までに無い日本酒であり、人々の心の癒しや糧となる事でしょう。
そして「日本酒時々水」 のキャッチフレーズ、飲酒と食事のあい間に、おいしい水を飲むことにより、料理のおいしさや、日本酒の楽しさが増すばかりでなく、穏やかな酔い心地と爽やかな酔いざめをお約束頂けます。これに合わせて石川県酒造組合では、重厚な山中塗の『和らぎ水』の水差しを製作し、日本酒にもっと親しんで頂けるよう配布します。お問合せは弊社でも受け付けております。
やがて霊峰白山の雪解けとなる頃には田植えが始まり、賑やかな蛙の大合唱が聞こえて来ます。
今宵は常きげんの「キスオブファイア」を熱燗で一献如何でしょう!





五月(皐月)の暦

   
一日
メーデー 十一日 長良川鵜飼開き
二日 八十八夜・松尾祭
(小松多太神社)
二日まで蓮如忌
十二日 看護の日
海上保安庁記念日
三日 憲法記念日 十五日 沖縄本土復帰記念日
四日 石川七尾青柏祭
国民の休日
十五日 京都葵祭
五日 子供の日
端午
立夏
二十一日 小満
(草木が茂り始める)
八日〜 大相撲(両国国技館) 三十日  消費者の日
八日 母の日
世界赤十字デー
三十一日 世界禁煙デー
十日 愛鳥週間    



イベント
   
●三日〜五日 九谷茶碗祭(寺井町)
●三日〜四日 山中漆器祭(山中温泉)
●四日〜五日 甘茶祭(山中温泉)
●十日 第五十二回 石川県酒造組合通常総会
(KKR金沢)
●十一日〜十二日 第九十一回 清酒経営セミナー
(東京・北とぴあ)
●十三日 日本酒造組合北陸支部会
(ホテルイン金沢)
●十七日〜二十日 第十回清酒製造入門セミナー
(日本醸造協会)
●二十二日 第十四回常きげんカップ
加賀綱引選手権大会(県立加賀体育館)
●二十二日〜二十三日 お旅祭り・おかえり祭
●二十三日 第五十二回石川県酒販組合通常総会
(酒業会館)
●二十五日〜二十六日 東京農大醸造科四十年卒同窓会
(名古屋)
●二十六日 全国新酒鑑評会公開きゝ酒会
(広島運動公園アクアパーク)
●二十九日頃 山田錦田植え式(弊社栽培田)


限定商品
   
常きげん 純米酒  Kiss of Fire(キス オブ ファイア)

【 予 約 受 付 中 】

毎月十日〆の十五日頃発売予定


750ML 3,990円(税込)



山中漆器で和らぎ水を・・・
 
石川県酒造組合連合会は日本酒と一緒に飲むことで深酔いを防ぐ「和らぎ水」の普及を目指し、水差しを山中漆器連合組合と共同製作した。伝統産業の活性化とともに、日本酒需要の掘り起こしと北陸の地酒振興を図る。

※直径約八・五cm 高さ約二十cm 
容量約九百ml

おいしい常きげんのそばにはいつもおいしい水がある。

【常きげん蔵元では、爽やかな酔心地を楽しめるよう、お冷や(和らぎ水)運動を奨めております。】




母の日
 
暖かい表情で、いつも見守ってくれているお母さん*その姿を浮かべながら、優しい味わいの日本酒を楽しんでみては…

◆純米大吟醸
720ML 2,625円
◆特別純米 幻の加賀の庄
1.8L 2,625円
720ML 1,365円


穏やかな気候が続き、冷酒の美味しい季節
さわやかな季節には吟醸酒が似合いますね。
  ◆山廃吟醸 山吟
1.8L 3,780円
720ML 1,890円


美しい花が  実篤
 
美しい花が咲いている
清い水が流れている
其処には池がある 亭(ちん)がある
ありふれた日本風の庭
だが 其処にありふれぬものが一つある
暖かき人間の心


端午の節句の代表的な食べ物『柏餅』について
 
 昔宮中の食膳を司っていた役所「膳司」は「かしわでのつかさ」と読みます。
 この言葉が示しているように、昔は、柏の葉は食べ物を盛ったり、包んだりするための食器として代表的なものであったようです。
大きくて丈夫な葉であるという理由だけでなく、《柏の葉には葉守の神がいて、葉がおちない》という言い伝えがあるなどの縁起かつぎもあったようです。



お好み焼きで日本酒!
   
 この時期キャベツの収穫がはじまりシャキシャキっと新鮮でみずみずしい新キャベツがよく出回るようになります。
 キャベツは炒めても・煮ても・漬物にしても美味しく、いろんな料理に活躍できます。また、さまざまな具との相性もいいのも特徴としてあります。
 そんな中ぴったりなのが、お好み焼き☆自分の好みの具が入れられ、お好みによって広島風にしても、関西風にしたりもできます。
焼けたお好み焼きを前にすると、お酒も進む☆進む☆

今宵も 常きげんで 乾杯!!






蔵造りを終えて
   
木谷 太津男 
*頭*

社長をはじめ、杜氏さん、蔵人の皆さん、その他酒造りに関わってくれた皆様、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
 今年は米の出来が良くなくて苦労をしましたが、我々は最善を尽くし、その結果、より良いものが出来たと思います。特に純米系・普通酒は良いものが出来ました。また、自分自身もまだまだ精進していかなければなりません。
これからもどうぞよろしくお願いします。
   
川井 大樹 
*酒母屋*

今年から酒母屋を任され、当初は不安で一杯でしたが、杜氏さんのご指導はもとより、前前酒母屋だった頭の木谷さん、前酒母屋だった梶塚さんにも色々とご協力頂き、何とか大きな失敗もなく、無事に半年間勤め上げる事が出来ました。
みなさん、本当にありがとうございました。
   
藤田 晶子
*分析、醪屋*

今年の造りは昨年の米の状態も悪く、苦労した部分もありましたが、味ののりも良く、まずまずのものが出来上がったと思います。
これからも皆様に喜んで頂けるよう一生懸命やっていきたいと思います。
   
西出 裕桓
*釜屋*

今期では釜屋をさせて頂き、原料処理の難しさ、重要さを学ばせて頂きました。
造りが困難な年でしたが、良い酒が出来たと思います。
皆様ありがとうございました。

蔵人の皆さんお疲れ様でした!
今期も良いお酒をありがとうございました