このページでは「蔵元だより」より
毎回、お酒に関するさまざまな話題や最新情報をご提供してまいります。

◆8月のニュース

残暑お見舞い申し上げます 水の週間

八月(葉月)の暦

イベント
夏だけの限定酒
お土産にいかがですか
暑い 実篤
夏と日本酒
熱帯夜でもぐっすり 夏の快眠法
 
蔵元だよりバックナンバー

残暑お見舞い申し上げます 水の週間
   

北陸地方の梅雨明け宣言は七月二十三日の発表となり、同時にコシヒカリの出穂が一斉に始まって、いよいよ盛夏に突入です。日陰が恋しい田圃での酒米・山田錦の世話は大変な作業ですが、仕事の後の爽快感は、体験しないと分からないものです。
 今年も梅雨明けを見計らって、白水の井戸の清掃と貯水タンクの洗浄を行い清々とした青い水が溢れ出し、私共の気分までが一新されます。この作業は、今秋から始まる仕込前にも再度手掛ける恒例の行事となっています。おいしい清冽な水こそ、極上の酒を育くみ、それをご愛飲される方々が、ご満足頂けるものでなければなりません。
 まもなく八月入りと同時に、各地において夏の祭礼行事が始まりますが、稲穂の色づく頃には、涼風が渡り来て、旨い日本酒の時季となります。今夜も遠い太鼓の音を聞きながら、暑気払いに常きげんで上機嫌な気持になりますように!

ごきげん常きげん!


山田錦の草取作業 白水の井戸風景



八月(葉月)の暦

   
一日
観光週間・水の週間 十五日 お盆・終戦記念日
戦没者追悼
六日 広島原爆記念日 二十三日  処暑
七日 立秋
鼻の日
二十四日 地蔵盆
九日 長崎原爆の日 二十九日 文化財保護記念日
十日 道の日 三十一日 夏山閉山祭



イベント
   
●四日
オープン講座「私の酒造り」
(石川県工業試験場)
●五日 組合長会議(県酒造組合)
●七〜八日 山代大田楽(山代温泉)
●九日 定例会(小松酒造組合)
●十四日〜十六日 お盆休み(弊社)
●二十日〜二十二日 湯の祭(片山津温泉)
●二十三日 石川県酒造協組総会(石川県酒造組合)
地酒振興協同組合総会(石川県酒造組合)
P箱協同組合臨時総会(石川県酒造組合)
●二十三日〜二十五日 能登杜氏組合夏期講習会
(能登珠洲商工会議所)
●二十四日 弊社蔵人顔合せ会(能登)
●二十四日〜三十日 おわら夏の盆(富山県)
●二十五日〜二十七日 おっしょべ祭(粟津温泉)
●二十六日 第二十九回経営幹部セミナー
(富山全日空ホテル)
●二十六日〜二十八日 西瓜祭(小松市)
●二十七日〜二十九日 ぐず焼き祭(動橋町)


夏だけの限定酒
   
常きげん
山廃純米生貯蔵酒
初呑切 検酒(限定)
常きげん
山廃吟醸生貯蔵酒
「涼吟」(限定品)
1.8L 3,150円(税込)
720ML 1,575円(税込)
720ML 1,600円(税込)

720ml(魂)大吟醸 1本
720ml(魂)山純 1本
(セット)
(希望小売価格)
 5,000円(税込)
720ml山純吟 1本
720ml山純 1本
(セット)
(希望小売価格)
 4,000円(税込)
720ml山純 1本
720ml山加賀州 1本
(セット)
(希望小売価格)
 3,000円(税込)


お土産にいかがですか
 
 

蓮如の白水 (吟醸生)
300ML 630円(税込)
大吟醸 
720ML 3,150円(税込)
KISS OF FIRE
750ML 3,990円(税込)
アンティークボトル
720ML 5,250円(税込)

おいしい常きげんのそばにはいつもおいしい水がある。

【常きげん蔵元では、爽やかな酔心地を楽しめるよう、お冷や(和らぎ水)運動を奨めております。】


★価格変更のお知らせ★


練り粕 4kg
\1,200円(税込)


暑い 実篤
 
こうしていても
汗ばんでくる。
だが内から力がわく
もっと暑いと
まいるかも知れないが
まいらない限り
力がわく
何か仕出かしてやるぞ
この力で
そんな気がする。


夏と日本酒
 
夏になると、一般的に日本酒が敬遠されがちである。しかし、ビールやウイスキーだと、どうしても肴が限定されがち。また、それほど多く食べられない嫌いがある。やはり、日本の味は日本酒でこそ一番シックリするというもの。
昔の人たちは三月の桃の節句ごろから、九月の重陽の節ごろまでは、冷酒を楽しんでいたという。生活の知恵でお酒のおいしい飲みかたをよく知っていたのでしょう。
蒸し暑い夏の宵の冷酒やオンザロックは絶品。冷たいけれど口当たりはやわらかく、飲み終わってからも心地よく、昼間の暑さと戦っていた身体にほっと一息つかせてくれます。シャーベット酒なるものも、暑い夏だからこその楽しみ方といえるでしょう。
また、夏バテ中には冷たい飲み物は厳禁。こんな時には、常温やひと肌燗、ぬる燗の日本酒を合わせましょう。できるだけ体温に近い温度で飲めば、胃の中でほどなく吸収され、食欲もそそります。グラスや器も小さめな物で少しずつ飲むことが、体をいたわる飲み方です。


熱帯夜でもぐっすり 夏の快眠法
 
気温と湿度が高い真夏の熱帯夜は、寝苦しさもピーク。暑くて寝苦しい夏は快眠にとってやっかいな季節です。現代では冷房にまったく頼らない生活は難しくなっていますから、それをうまく活用して、夏の眠りを快適にするコツを探してみましょう。

クーラーの効果的な使い方
体にとって楽な温度は26度〜28度。おやすみ前に寝室をクーラーで十分に冷やしておくか、寝入りばなの深い睡眠がとれるように、タイマーを使って、3時間後に1時間だけクーラーをかけるのが効果的。しかし、一晩中かけたままは禁物です。空気が冷え過ぎても、眠っていると気づかないので夏風邪をひく恐れがあります。また、次第に上がりはじめるはずの体温がうまく上がらず、起きたときに体がだるくなります。寝具でのおすすめは抱き枕です。暑くて布団をはいでしまうことがあっても抱き枕があればお腹を冷やさず、安心感も得られてよく眠れます。

寝酒は日本酒一合が適量
アルコールには大脳皮質の働きを低下させ、精神の緊張をときほぐす作用があるので、少量飲むと寝つきがよくなるという効果が認められています。また、睡眠時に胃の中に食物が残り過ぎないように、食後2〜3時間に就寝するのが理想的です。

入浴や足湯で体温をあげておく
人間の体は、体温が下がっていくときに眠くなりやすいという性質があります。お風呂に入って体温を上げ、だんだん体が冷えてきたときに寝るようにすると、眠くなるタイミングと合って良い睡眠が得られます。寝つきに適している、ぬるめのお湯に20分以上つかるのがコツ。お風呂から出たら30分以内に眠るのがベストです。