霊峰白山の自然と水に抱かれて、愛されつづける加賀地酒「常きげん」の蔵元｢鹿野酒造」です。
山廃仕込を得意とし、様々な常きげんブランドの日本酒を製造販売しております。
米洗いは、酒造りにとってはとても大事な工程の一つです。すべて大型機械によるものと思われがちですが実は、小型の機械を使用します。その間の作業は、ストップウォッチを持った杜氏の｢始め｣の一声で始まり、｢やめ｣の一声で終わる、終止、緊張感と見る者にとって心地よいリズムを持った作業です。杜氏と蔵人との連帯感がないと出来ない作業といえるでしょう！
- 洗う前の山田錦です!長時間精米機にかけ削るため、普通のお米に比べ格段に小粒です。
- お米を機械に入れている所です。機械といっても水圧を利用しお米にやさしいものです。息のぴったり合う蔵人の動きが目に止まります
- 浮かび上がる小さなごみや泡を丁寧に取り除いていきます。冷たい水が身に凍みる作業です。
- 洗い上げたお米をざるに上げます。この作業は時間が勝負！蔵人のメリハリのある動きが目に止まります。
- 洗い上げたお米をきれいな水で洗い流し、残った糠（ぬか）を落とします。
- 洗い上げたお米は、しばらくの間、水につけます。吸い上げる水の量で酒の味も変わる息の抜けない瞬間です。これを限定吸水と呼びます。
- この間も、小さな泡やごみを取り除きます。
- しばらく水につけたお米の水切りをし、計量後タンクに収納します。これらのお米は翌朝には蒸し上げられます。
加賀國銘酒・常きげん 蔵元 鹿野酒造株式会社
〒922-0336 石川県加賀市八日市町イ6 Tel：0761-74-1551 Fax：0761-74-6120